4×5inch超広角ズームピンホールカメラ


4×5inchのカットフィルムを使った簡易ズーム(広角系)ピンホールカメラを作製してみました。ピンホールはカメラとは分離し、フィルターの枠に組み込み、交換式としました。


大きさ:幅130×高さ168×奥行62mm

焦点距離:24〜65mmm

ピンホール直径:0.18〜0.26mm(銅箔:0.01mm厚)

撮影領域:4×5インチ

F値:F230

露光時間:数秒〜10分位

画角:98〜145度(対角線)

本体重量:385g

材質:アガチス材(一部 ヒノキ材)
    外装は合成皮革


キャップをはずした状態 ピンホールをつけた状態(撮影時)
フィルターに組み込んだピンホール(直径:0.14,0.18,0.22,0.26,0.30mm)
背面

底部:三脚穴とゴムの脚を装着

内部 前面がはめ込み式になっている


ピンホールをつけたボードを本体枠にはめ込んで使用します。
通常の状態 ボードを裏返してはめ込んだ状態

引き出した状態:焦点距離60mm
画角:102度

焦点距離24mm、画角:145度
通常の撮影ではここまで押し込まず10mmほど引き出した状態(焦点距離:約40mm、画角:120前後)で行う。


4×5inchカットフィルム用のフォルダーであれば装着可能
クイックロードを装着 ポラロイドフィルムフォルダーを装着


テスト撮影

4枚とも同じ位置からの撮影です
焦点距離65mm、画角98° 焦点距離52mm、画角110° 焦点距離34mm、画角132°


テスト撮影ということで、カメラ自体の最短焦点距離で撮影してみました。
焦点距離24mm、画角145°
左はストレートに焼いたもの
右は覆い焼きをしたもの


45zoomR(基本寸法)



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