「総合的な学習」向け教材

ピンホールカメラ作成


新教育課程「総合的な学習」の時間にピンホールカメラの作成をとおして、写真やカメラについての知識や原理を身に付けるとともに、創意工夫やものの仕組みについての興味関心、アイデアの具現化することを習得できればと思います。 


「写真」をテーマにした総合学習



学習内容




写真・カメラについての調べ学習
及び
プレゼンテーション

写真の歴史(発明者、初期の写真)
カメラの歴史
昔の写真(幕末、明治、大正)
写真技法
デジタルカメラ
プリントクラブ
ポラロイド写真
カメラ付き携帯電話
写真の応用例(地図、印刷、集積回路)

等々


ピンホールカメラ作成
及び
写真撮影


創意工夫をさせるのであれば、印画紙用のカメラ


授業外でも使えるものが良ければフィルム用のカメラ


写真展
及び
写真コンテスト

最終的な目標があると良いのではないでしょうか。


感光体の特徴 印画紙 フィルム
カメラの創意工夫がしやすい ×
カメラの遮光性に十分な配慮が必要
暗室が必要
ネガ現像を暗室の安全光で見ながらできる ×
露光時間がかかる ×
グラデーションが良い
材料費がかからない
カラー写真が撮影できる △×


写真及びピンホールカメラの基本的な原理を図を交えて説明してあります。

ピンホールカメラの原理(テキスト)




Word ファイル ダウンロード
(13.9MB)




ピンホールカメラ

市販の箱を2つ使い、誰にでも簡単i作成でき、しかも遮光性に優れている。印画紙はキャビネサイズ、フィルム4×5inch)での撮影も可能です。
 2BOXカメラ作製テキスト
(PDFファイル)
4×5inchカットフィルムを湾曲させた状態で撮影する缶カメラです。
作製テキスト(缶カメラ:湾曲)
(PDFファイル)
100円ショップの缶を使用した非常に簡単に作れる缶カメラです。掲載したカメラは感光媒体が、4×5inchカットフィルム用のものですが、缶の大きさを選べば印画紙にも対応できると思います。
作製テキスト(缶カメラ:平面)
(PDFファイル)
ブローニーフィルム用のフィルムバックを使用する67のピンホールカメラです。
作製テキスト(ブローニー67)
(PDFファイル)
4×5inchフィルムの空き箱を使って、ブローニーフィルム(67)に撮影するカメラです。
作製テキスト(fuji67)
(PDFファイル



図面
印画紙(250枚)の箱を使用して超広角のピンホールカメラです。
作製テキスト(印画紙箱カメラ)
(PDFファイル)
シンプルなピンホールカメラです。印画紙サイズは大名刺版です。
印画紙用ピンホールカメラ

図面
操作性に改良を加えたものです。印画紙サイズはキャビネ版です。
印画紙用ピンホールカメラ


図面・作成解説
簡単に作成できるようにサイズ・材料を考慮に入れて作成したものです。フィルムは普通の35mm市販フィルムを使用します。カラーも撮影可能です。
フィルム用ピンホールカメラ

図面

作成解説


動画による説明

(320×240 221kbps)

印画紙用ピンホールカメラ

フィルム使用ピンホールカメラ

撮影の仕方

現像の仕方

道具の説明


その他のピンホールカメラ

 
持ち運べる簡易暗室

D-Box
   
 D-Box mini
   
D-Tank
   
暗室がない場合に簡易的に現像体験をするための機材です。

現像のやり方を説明する際にも使用できると思います。
簡易暗室(自作)
机1つを暗幕で囲んだだけの簡単なものです。

机、バット(3コ:キャビネ用)、セーフティライトボックス、スタンド(反転用光源)
ピンホールの開け方
アルミ箔にピンホールを開ける方法を紹介しています。この方法はあまり行われていませんが、材料の安さ・薄さ(0.01〜0.015mm)に加え、慣れてくればかなり正確な真円を開けられるようになります。



ピンホールカメラフロントページへ